7+
パートナー国
9+
パートナー企業
2023
設立年
3
事業の扉
Care Link
Specialty Pharma × Last Mile
患者の不安を、可視化された安心へ。
薬局から患者宅までのスペシャリティ医薬品ラストワンマイル配送。コールドチェーン管理、服薬継続率の可視化、PSP連携を一気通貫で実現します。
Global Bridge
Import × Export
日本の英知を、世界へ。
海外医薬品・原料の日本市場参入、日本のOTC・サプリメントの海外展開。規制対応から物流まで一括支援します。
garden
Supplement Development
ひとつの製品を、ともに育てる。
サプリメント・健康食品の企画から製造まで。OEM/ODM対応、原料調達、ブランディング支援をワンストップで提供します。
最新の発信
CEO 山本正也が NewsPicks で発信する、医療・ヘルスケアのインサイト
ドラッグストア客単価上昇の構造的背景 ― OTC保険外化と産業再編
今回のデータで注目したいのは客数微減・客単価上昇の組み合わせだ。統合前ツルハグループは既存店客数1.3%減で客単価4.3%増、スギ薬局単体も客数1.9%減・客単価6.6%増と、複数社で同じ傾向が出ている。物価上昇に加え、調剤併設による購買層の変化が効いている可能性を私は疑う。要因分析は各社データに明記されていないため、ここは推論として提示する。構造的文脈として、OTC類似薬の保険外化政策が進めば自費購入が増え客単価を押し上げる一方、受診抑制のリスクも生む。これは記事の数値には現れない外部要因だが、産業再編を後押しする力として無視できない。5657店規模の統合ツルハは、調剤・OTC・健康相談を担う地域インフラの性格を強める。規模の経済と地域医療の公共財的機能をどう両立させるかが、今後の試金石になると考えている。
次世代原発×AI電力需要 ― ヘルスケア・創薬への構造的影響
対米投資の文脈で次世代原発(SMRを含む小型モジュール炉)が有力候補に浮上している背景には、AIデータセンターが引き起こす電力需要の急増がある。これは単なるエネルギー政策の話ではなく、ヘルスケア・ライフサイエンス分野にも直接関わる構造変化として受け止めている。 創薬AIや医療画像解析、ゲノム解析基盤はいずれも膨大な計算資源を前提としており、その電力インフラの安定性と脱炭素化が、研究開発拠点の立地競争力を左右し始めている。日本のバイオベンチャーや医療AIスタートアップが今後グローバルな研究開発競争に参加していくためには、こうしたエネルギーインフラの地政学を無視することはできない。 ただ、SMRの実用化スケジュールと実際の電力供給開始にはまだ相当の不確実性が残る。対米投資が「覇権争い」の文脈で加速する中で、インフラ整備の期待先行と実装の遅延リスクをどう管理するか。関係省庁が具体的なロードマップを持って関与できるかどうかを注視したい。
梅毒治療薬不足 ― サプライチェーン集中リスクと政策設計の課題
梅毒の感染者数が高止まりする中で、唯一の標準治療薬であるベンジルペニシリンベンザチンの供給不足が来年まで続くという事態は、感染症対策の構造的な脆弱性を露呈している。製造設備の故障という個別の出来事が、代替手段の乏しい医薬品において即座に臨床現場の制約に直結するという事実は重く受け止めるべきだ。 問題の核心はサプライチェーンの集中リスクにある。製造拠点が限られ、かつ需要が急増している状況下では、一点の機器障害が全国的な供給危機に発展する。この構図は今回に限った話ではなく、感染症治療薬の調達・備蓄設計そのものを見直す契機として捉えるべきだろう。 代替療法として示されているドキシサイクリンがペニシリンアレルギー患者以外への使用に制限されている点も、現場の判断を難しくする。行政が代替薬の適応拡大や国際調達を含めた緊急策を迅速に講じられるか、そして平時から製造リスクを分散する政策設計を持てるか、今問われているのはそこだと考えている。