7+
パートナー国
9+
パートナー企業
2023
設立年
3
事業の扉
Care Link
Specialty Pharma × Last Mile
患者の不安を、可視化された安心へ。
薬局から患者宅までのスペシャリティ医薬品ラストワンマイル配送。コールドチェーン管理、服薬継続率の可視化、PSP連携を一気通貫で実現します。
Global Bridge
Import × Export
日本の英知を、世界へ。
海外医薬品・原料の日本市場参入、日本のOTC・サプリメントの海外展開。規制対応から物流まで一括支援します。
garden
Supplement Development
ひとつの製品を、ともに育てる。
サプリメント・健康食品の企画から製造まで。OEM/ODM対応、原料調達、ブランディング支援をワンストップで提供します。
最新の発信
CEO 山本正也が NewsPicks で発信する、医療・ヘルスケアのインサイト
熱中症対策の本質 ― 気温より社会制度の穴を埋めよ
9月前半は関東・東海・近畿・九州・沖縄など広範なエリアで「厳重警戒」、日によっては「危険」ランクに達する可能性があると日本気象協会は予測している。残暑が長引く構造は今年に限った話ではなく、問題の本質は気温そのものより社会制度の穴にあると私は見ている。 欧州の熱波が繰り返し示してきたのは、高齢者の孤立と見守りインフラの欠如が死亡リスクを劇的に高めるという事実だ。日本でも独居高齢者の増加が続く中、エアコンを設置していても電気代への不安や操作の難しさから使えない層が存在する。設置率だけを見ていると実態を見誤る。 本記事が夜間の熱中症に住宅環境とエアコンの使用が深く関わると指摘する通り、使用を阻む経済的・認知的バリアへの対策こそ行政・地域社会が整備すべき領域だ。気象情報の精緻化は進んでも、それを行動変容に結びつける見守りの仕組みが追いついていない。テクノロジーで解決できる部分と、人的ネットワークが不可欠な部分を切り分けて設計すべきだ。
筋トレ・ゲートボールと認知症リスク低下 ― 観察研究の解釈と政策への示唆
筋トレとゲートボールで認知症の発症リスクが有意に低下したという前向き観察研究の結果は、興味深く受け止めている。ただ観察研究である以上、社会参加の頻度や、運動を始めた時点での身体・認知機能の差といった交絡は残る。筋トレやゲートボールを習慣にできる方は、もともと身体機能や健康意識が高い可能性があり、選択バイアスを完全には否定できない。「この種目が効く」と単純に読むのは避けたいところだ。 その上で気になっているのが、行政の運動推奨が種目のレベルまで踏み込みにくい現状をどう考えるか、という点である。今回示された種目別のリスク差は、指針を精緻にしていくための一つの材料になると考えている。ただ、単一の観察研究だけで制度設計を動かすには、まだ材料が足りないとも思う。複数の前向き研究や介入研究で再現性が確かめられ、それが種目設計に反映されていく道筋を見ていきたい。
在宅テック介護の成長 ― 恩恵格差と地域連携が普及の分岐点
老人ホームの入居金1千万円という数字は、もはや高齢者住宅が「資産運用の選択肢」として語られる時代に入ったことを示している。一方で在宅テック介護の急成長は、価格帯の違いではなく、「どこで老いるか」という価値観の変容が背景にある点を見落とせない。 注目すべきは、テクノロジーによる在宅介護の実現可能性と、その恩恵が届く層の分布だ。センシングや遠隔モニタリング、AIによる状態変化の検知は確かに進化しているが、それを使いこなせる家族・住環境・通信インフラが整っていなければ、テクノロジーは絵に描いた餅になる。地方の独居高齢者にこの恩恵がどこまで届くかは、慎重に見ていく必要がある。 医療・介護の連続性という観点では、在宅テック介護が「看取りまで含めた生活の場」として機能するには、往診医・訪問看護との実質的な連携設計が不可欠だ。プロダクトとしての完成度より、地域のケアチームに埋め込めるかどうかが普及の分岐点になると考えている。