GATEWAY 2026
Threehorizons.
One company,
three doors.
世界と日本をつなぐ、医薬品・健康産業の架け橋
5+
パートナー国
7+
パートナー企業
2023
設立年
3
事業の扉
Care Link
Specialty Pharma × Last Mile
患者の不安を、可視化された安心へ。
薬局から患者宅までのスペシャリティ医薬品ラストワンマイル配送。コールドチェーン管理、服薬継続率の可視化、PSP連携を一気通貫で実現します。
Global Bridge
Import × Export
日本の英知を、世界へ。
海外医薬品・原料の日本市場参入、日本のOTC・サプリメントの海外展開。規制対応から物流まで一括支援します。
garden
Supplement Development
ひとつの製品を、ともに育てる。
サプリメント・健康食品の企画から製造まで。OEM/ODM対応、原料調達、ブランディング支援をワンストップで提供します。
最新の発信
CEO 山本正也が NewsPicks で発信する、医療・ヘルスケアのインサイト
CKD2000万人時代 ― 早期介入と連携パス整備が急務
CKDが推定2000万人規模に達しているという数字は、医療・ヘルスケアに携わる者として改めて重く受け止める必要があります。糖尿病・高血圧という既存の生活習慣病管理の延長線上に腎機能低下が積み重なってきた構造ですが、日本固有の事情として、塩分過多の食文化と高齢化の同時進行がリスクを押し上げている点は見逃せません。 一方で、CKDは「静かな病気」と呼ばれるように、自覚症状が乏しいまま進行するため、40代からのスクリーニングと早期介入をどう日常診療に組み込むかが実務上の課題です。かかりつけ医による定期的な尿検査・eGFR測定の習慣化と、腎臓専門医への適切なタイミングでの連携体制——いわゆるCKD重症化予防の「かかりつけ医と専門医の連携パス」の機能が、地域によって大きく差があることも現実です。透析医療の社会的コストを考えると、早期発見・介入への投資は費用対効果の面でも合理的であり、診療報酬上のインセンティブ設計を含めた制度的後押しが求められると感じています。
塩野義の3件同時買収検討 ― 地理的分散とPMI能力が問われる局面
塩野義の手代木社長が日米欧にわたる3件の買収を同時並行で検討しているという話は、同社のポートフォリオ戦略を考える上で興味深い局面です。感染症と希少疾患という二つの領域に絞っている点は、コロナ禍で培ったコア技術と知見を活かしながら、希少疾患特有の高薬価・少数患者モデルで収益基盤を多様化する意図が透けて見えます。 注目したいのは、買収対象の地理的分散です。日米欧それぞれでパイプラインやプラットフォームを取り込もうとしているとすれば、単なるアセット獲得ではなく、グローバルな開発・販売ネットワークの構築を同時に狙っているとも読めます。一方で、3件を並走させることの統合コストや組織的な消化能力には一定の留保が必要で、買収後のPMIをどう機能させるかが実質的な論点になるでしょう。感染症領域は規制環境・流行サイクルの不確実性が高く、希少疾患は患者同定と医師教育に時間がかかる。それぞれ異なる事業特性を持つ領域を同時拡張する経営判断の精度が問われる局面だと感じています。
シクロスポラ症死亡例が示す―脆弱者リスクと食品サプライチェーンの課題
今回の死亡例は、シクロスポラ症そのものの致死性というより、長引く下痢と脱水が基礎疾患を持つ人の状態を悪化させる危険性を示しています。健康な人では重症化しにくい感染症でも、高齢者や免疫機能が低下した人には注意が必要です。また、原因となる生鮮野菜は加熱による対策が難しく、洗浄だけで完全にリスクを除くことも容易ではありません。輸入から加工、外食まで複雑化した食品供給網では、感染者の早期把握、検査体制、ロット単位の追跡と迅速な回収を一体で強化する必要があります。