7+
パートナー国
9+
パートナー企業
2023
設立年
3
事業の扉
Care Link
Specialty Pharma × Last Mile
患者の不安を、可視化された安心へ。
薬局から患者宅までのスペシャリティ医薬品ラストワンマイル配送。コールドチェーン管理、服薬継続率の可視化、PSP連携を一気通貫で実現します。
Global Bridge
Import × Export
日本の英知を、世界へ。
海外医薬品・原料の日本市場参入、日本のOTC・サプリメントの海外展開。規制対応から物流まで一括支援します。
garden
Supplement Development
ひとつの製品を、ともに育てる。
サプリメント・健康食品の企画から製造まで。OEM/ODM対応、原料調達、ブランディング支援をワンストップで提供します。
最新の発信
CEO 山本正也が NewsPicks で発信する、医療・ヘルスケアのインサイト
エボラワクチン供給が映す「ワクチンの地政学」と日本の役割
WHOがコンゴへエルベボ7万回分の供給を発表したこのニュースは、感染症対応における「ワクチンの地政学」を改めて考えさせる。エルベボはメルクが開発し、2019年のコンゴ流行での有効性が確認されているが、最大の課題は製品の有効性より「誰がいつどこに届けるか」という供給連鎖にある。 注目したいのは、7万回分という数量の根拠だ。エボラはその感染力と致死率から、接触追跡に基づくリングワクチネーション戦略が基本であり、面での集団接種とは異なる。必要量の算定が疫学的に正確に行われているかどうかは、現地の監視体制の質に直結する問いだ。 日本の文脈で言えば、こうした感染症対応における国際拠出の議論は国内でほぼ可視化されない。しかし感染症は国境を選ばず、ワクチン供給能力と外交力の組み合わせは安全保障そのものでもある。エルベボの供給を支えるサプライチェーンに日本企業や技術がどう関与できるか、官民双方で真剣に考えてよい時期に来ていると思う。
脳の若返り言説を精査 ― 睡眠負債是正こそ最優先
記事は40歳時点の脳機能を100とすると80歳で60程度までエネルギー産生量が落ちる、と述べる。加齢に伴う代謝効率の低下自体は妥当な見立てだが、TCAサイクルの低下がアミロイドβやレビー小体の蓄積を直接引き起こすという因果の連鎖は、私の見るところ、まだ強いエビデンスで確立された話ではない。慎重に読むべきだ。無料部分では5つの原則の中身とその根拠が示されておらず、適切なケアが何を指すかで実践の意味は大きく変わる。私が日本のビジネスパーソンにまず勧めるのは、慢性的な睡眠負債の是正だ。特別な介入を待たず、今夜の就寝時刻を30分早める。それが最も現実的で費用対効果の高い一歩だと考える。
マツキヨの高付加価値戦略 ― 持続性と社会的役割の両立が問われる
マツキヨココカラの構造は、ドラッグストア業界の中でも一段階先を行っていると感じている。食品比率を意図的に下げ、調剤・化粧品・健康食品という高付加価値ゾーンに売場と人員を集中させる方針は、「安売りで集客してついで買いを狙う」従来モデルとは明確に異なる。純利益14.9%増という結果は、その設計が数字として出始めた証左だろう。 ただ、手放しで楽観するには早い点も指摘しておきたい。調剤薬局の収益は薬価改定ごとに圧縮されやすく、次の改定サイクルでその部分がどう響くかは見ておく必要がある。また化粧品・健美ゾーンの強化はインバウンド需要に依存している部分もあり、為替や訪日客動向というコントロール外の変数が一定の影響を持つ構造でもある。 医療・ヘルスケアの視点から言えば、ドラッグストアが「かかりつけ薬剤師」機能を社会インフラとして担う役割は今後さらに重要になる。利益構造の健全化と地域医療への貢献が両立できるか、次の中期計画でどう示すかが問われる局面だと思う。